歯は一度削ってしまうと二度と元には戻りません。どんな被せ物や詰め物にも寿命があり、ある報告では平均5年〜8年ほどと言われています。つまり、治療をしても以前と同じ状態に戻っているわけではないのです。
だからこそ、いづかファミリー歯科ではMI(Minimal Intervention=最小限の侵襲)治療と呼ばれる、なるべく削らない・抜かない、残っている健康な歯を少しでも多く残す治療に取り組んでいます。
またせっかく治療しても、今までと同じ意識・生活のままでは虫歯の再発に繋がります。それを繰り返すとご自身の歯がどんどん少なくなり、残った部分も弱くなってしまいます。そうならないよう、残った歯を生涯使い続けられるよう、治療後の予防・ケア・メインテナンスによってサポートいたします。
日本の成人の約80%が患っていると言われている歯周病は、虫歯などと異なり痛みなどの自覚症状がほとんどありません。気付いた時にはかなり進行しており、抜歯しなければならない…ということもある、とても怖い病気なのです。
また、歯周病はお口の中だけではなく、糖尿病や心臓病などの全身疾患や、流産や早産・低体重児出産との関連性も報告されています。
お口だけでなく全身の健康を守るためにも、歯科医院での検査、歯周病菌や歯石の除去を定期的に行い、生活習慣を改善していきましょう。
当院では歯科用レーザーによる
歯肉炎(歯周病の初期状態)の治療も
行っています。
虫歯は、歯質、細菌、食べ物の3つの要素に時間の経過が加わってできると言われています。
菌の塊である歯垢(プラーク)に含まれる、虫歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)が糖分やタンパク質を分解する際に排出する酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作るのです。
歯みがきをしていないけど・甘いものをたくさん食べているけど虫歯がないという人は、もともと持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きを持つ「だ液」の力が強い人です。
根の先に細菌と膿がたまって炎症が起き、硬いものを噛んだりすると痛みや違和感を感じるようになります。
まれではありますが、そこから全身に細菌が侵入する危険性もあります。まずは予防、なってしまったら早期に発見・治療を行いましょう。
COPYRIGHT IZUKA FAMILY DENTAL CLINIC ALL RIGHTS RESERVED.